バレエを習っている皆さまなら、誰もが感じたことのある悩み。
それは、「ダイエット」ですよね。
本日は、私のこれまでの人生で関わってきたバレエとダイエットに関するお話をしていきます。
具体的には以下のトピックをご用意しております。
Topic！
- バレエ教室にてダイエットは過酷だったのか？
- 自分で試したダイエットはどうだったのか？
- バレエを習うとやせるのか？
気になる項目がある方は、ぜひご覧ください！
バレエ教室のダイエットは過酷？
結論から申し上げますと、私の習っていた教室では、ダイエットは過酷ではありませんでした。
ただ、この辺りは本当にバレエ教室による差が激しいですので、中には先生がお弁当までチェックするような厳しいダイエットを要せられていたという話も聞いたことがあります。
私の通っていたバレエ教室のお話をしますと、中高生あたりから週に1回程度、体重をチェックするというようなことはやったことあります。
それで、何キロ以上はダメとかは言われたことはないので、ただ一種の意識づけのようなもののために、体重を計っていたのだと思います。
全員の前で体重を公表することはないですので、先生と一対一で、「あんまり変わってないね」とか「ちょっと意識しよっか」くらいのやりとりはあったと思います。
バレエでは体の重さによって回転の感覚や、ジャンプの負担などが変わってきますので、体重管理はプロにとっては必要なことだと思います。
ただ、バレエ教室でそれをやるのは賛否両論でしょうね…。
私は当時はやせ体質だった（ような気がする）ので、あまり気にしてなかったですが、お友達の中にはとても気にしている人もいました。
プロを目指すのでなければ、そこまで厳格に体重管理はしなくてよいのではと、個人的には思います。
初潮について
ダイエットとは少し話題がそれるかもしれませんが、きっと気になる方も多いのでは？と思うので、女の子の敵？「生理」についてのお話をします。
スポーツをやられている方には同じ悩みを抱えている人もいるかもしれないですね。
先ほど、ちらっとお話しましたが、私は小中高生のころはやせ体質だったこともあるのか、全然生理が来ませんでした。
小学高学年や中学1年生くらいで周りの子たちがどんどん初潮を迎えているのに、私は全く来る気配がなく…。
これは、まずいのでは？とかなり焦っていました。
自分で少し調べて、中学3年生の終わりまで来なかったら、病院に行こうと決めてました。
結果的には、中学3年生の夏のころに無事に生理が来ましたので、かなりほっとしたのを覚えています。
バレエを頑張っている方の中には、とてもやせている方も多いので、もし心配なときはバレエの先生や親、保健室の先生などに、相談してみるのもよいかと思います。
今だから言えることですが、大人は相談されると解決できる、できないにかかわらず嬉しいので、不安であれば遠慮なく相談しましょう♪
自分で試したダイエットの結果
さて、次はバレエ教室ではなく、大学生のサークルでのお話しですが、1回だけ舞台のためにダイエットに挑んだことがあります。
ある作品の主役を踊ることになり、それがトリプルキャストだったのですが、ほかの2人が細いこと細いこと…。
これはマズイと思い、たぶんバレエを習っていて初めてダイエットをしました。
結論からいうと、この時ダイエットはたぶん成功して、3kgくらいはやせました。
なにをやったのかと申しますと…低インスリンダイエットと呼ばれるものです。
私は我慢が非常に苦手でして…。初めのころは夜ご飯抜くとかやっていたのですが、これは無理でした。
いろいろ調べて私にもできそうだなと思い、試したのが低インスリンダイエット。
一言でいうと、「GI値の低い食べ物を食べる」ダイエットです。
GI値とは
GI値とは、グリセミック・インデックス（Glycemic Index）の略で、食後血糖値の上昇度を示す指数のことです。つまりこのGI値が高い食材を食べると血糖値が急上昇し、反対に、GI値が低い食材を食べると血糖値は緩やかに上昇します。
引用：健康応援サイト
食べ物を食べると、血糖値が上がります。
この血糖値を下げるために、体はインスリンというホルモンを分泌します。
インスリンは、ぜい肉のもととなる脂肪細胞を肥大化させます。
GI値が高い食べ物を食べると、インスリンが一気にどばっと出てしまうので、脂肪に変わりやすくなります。
そこで、GI値を低い食べ物を食べることで、インスリンをあまり出さないようにしようというダイエットです。
※かなりざっくり説明しています。
具体的には、白米を玄米に変え、パンを全粒粉にし、うどんをそばにしていました。
多少お菓子は控えていたと思いますが、ポテチは食べてました（笑）
食べ物を置き換えているだけなので、満足感は変わらなかったです。
ただし、確実に痩せてはいて、そうすると体力が落ちてくるんですよね。
練習量は増えていて、体力がもたなくなってきたなと感じたため、1か月くらいでゆるゆると戻していきました。
それでも、リバウンドとまではいかなかったので、このダイエットは割とおすすめかもしれません。
バレエを習うとやせるのか？
たまに、「バレエを習えばやせると思ったので始めたのに、やせない！」という意見を聞くことがあります。
バレエを習うとやせるのかという質問はかなり難しいですね。
個人的にはバレエもスポーツの一種だと思うので、やせるとは思います。
が、バレエをやったからやせるというのは少し短絡的な感じがします。
年齢や体質、レッスンの回数、レッスン時間、レッスンの内容…などなど様々な要因が影響します。
スポーツなどによくありますが、「やめたら太った」現象はおこりがちなので、やせるというか、体型を維持するにはバレエはよいのかもしれません。
ただ、バレエをダイエットにすぐに効くものだと感じたことはございませんので、本格的にダイエットがしたい人は、バレエと合わせて食事管理や運動をしましょう。
おわりに バレエとダイエットに上手に向き合うには
ここまで、バレエとダイエットについてお話してきました。
以下に内容をまとめます。
- バレエ教室のダイエットの過酷さは教室によってマチマチ。
- 自分で試して効果があったのは低インスリンダイエット。
- ダイエットしたいならバレエと合わせて食事管理や運動をしよう。
ダイエットは人間にとって、永遠の課題ですね。
自分のペースで、ゆるりと頑張りましょう♪
体を大事にすることも忘れずに！
最後までお読みいただきありがとうございます。
