こんにちは!
皆さま、バレエ界のシンデレラ、永久メイさんを知っていますか?
永久メイさんは2020年、2021年と「30Under30」という、世界を変える30歳未満の30人に選ばれた、今最もアツいバレリーナなのです!
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引用:Instaram
個人的には、バレエ界の浅田真央ちゃん的存在だと思っています。
今回はそんな永久メイさんがどんなダンサーなのか解剖、そしてバレエ経験者から見た彼女の印象をお伝えします。
- 永久メイさんがどんなダンサーなのか気になる方
- 経験者から見た彼女のバレエの印象が気になる方
- バレエの世界をちょっと覗いてみたい方
ぜひ、本記事をお読みいただけると嬉しいです。
目次
バレエ界のシンデレラ永久メイがかわいい!!
まずは、永久メイさんの基本情報から見ていきましょう!
永久メイさんのプロフィール
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引用:Instagram
プロフィール
名前:永久メイ
出身:兵庫県
生年月日:2000年5月25日
所属:マリインスキー・バレエ
ファーストソリスト
永久メイさんは兵庫県出身。
ロシアのサンクトペテルブルクを拠点とする世界最高峰のバレエ団、マリインスキー・バレエに所属しています。
は2018年『くるみ割り人形』にて、日本人で初めてマリインスキー・バレエの主役を射止め、その後も数々の作品で主役や重要な役を任されるなど、活躍されています。
まさに、今世界が注目するバレエ界のシンデレラなのです。
永久メイさんの経歴
どんなにすごいすごいと言っても、具体的にどのようにすごいのかわかりませんよね。
そこで、永久メイさんの経歴をまとめてみました。
2000年5月:兵庫県に生まれる
2013年:YAGPジュニア部門第1位
2013年9月:モナコ・プリンス・グレース・アカデミー留学
2015年夏:YAGPガラ公演にて、マリインスキー・バレエの舞踊監督に誘いを受ける
2016年4月:マリインスキー国際フェスティバルにて、『ラ・バヤデール』より「壺の踊り」を踊る
2017年 :卒業後、マリインスキー・バレエに研修生として入団する
2018年4月:『くるみ割り人形』にて日本人初となる主役を踊る
2018年10月 :『ラ・シルフィード』にて主役を踊る
2019年3月:『ジゼル』にて主役を踊る
2019年5月:日本人初となるセカンド・ソリストとして正式に入団する
2019年5月:『愛の伝説』にてデビューを果たす
2020年3月:『ロミオとジュリエット』にて主役を踊る
2021年6月:ファースト・ソリストに昇格
13歳でコンクールで優勝し、モナコの王立バレエ学校へ留学。
留学期間中に当時15歳だったメイさんは、マリインスキー・バレエの舞踊監督であるユーリー・ファテーエフさんに直々に声を掛けられ、「壺の踊り」でマリインスキーの舞台に初めて立ちます。
モナコの王立バレエ学校を満点の成績で卒業後、そのまま単身でロシアに。
当時17歳と年齢が若すぎたため、研修生からのスタートでしたが、研修生のうちに3つの主役で大成功を収めています。
そして、18歳になってすぐに、セカンド・ソリストとして正式に入団。
マリインスキーバレエで主役を踊ったのも、日本人初。
セカンド・ソリストに任命されたのも、日本人初。
そして、2021年にはプリンシパルの一歩手前、ファースト・ソリストに昇格されました!
勢いがとどまるところを知らない、日本の新星なのです。
バレエ経験者から見た永久メイさんの印象は?
さて、バレエ界のシンデレラ、永久メイさんについて少し知ったところで、ついに彼女の踊りをご紹介します♪
私から見て、永久メイさんのダンサーとしての印象はこんな感じです!
- 骨格が西洋人
- とにかく可愛い
- 何ににも化けるような、癖のない踊り
骨格が西洋人
永久メイさんを一目見て一番驚いたのは、日本人離れした骨格です。
顔が小っちゃくて、手足がとても長い…!!
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少し調べてみたところ、お母さまが日本とアメリカのハーフのようです。
ということは、メイさんはクォーターということですね!
なんだか納得です。
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マリインスキー・バレエは数あるバレエ団のなかでもかなり骨格が恵まれた人が多い印象ですが、その中にもしっかりマッチするような骨格を持つメイさんは、見るたびに日本人離れしているなぁと思います。
骨格、大事。
以前ご紹介したザハロワさんもそうですが、長い手足また余すところなく使いこなしているのがポイントですね。
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とにかく可愛い
先ほど日本人離れした骨格と言いましたが、お顔や雰囲気は日本人らしい可愛らしさをもっているのです。
メイさんは数々の役を踊られていますが、中でも似合っているなぁと感じるのは『眠りの森の美女』に出てくる「フロリナ王女」です。
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なんですかねぇ。この可愛らしさは。天使でしょうか。
マリインスキーの可愛い衣装もあいまって、なんだかもう…彼女と同じ時代に生きててよかった!って思います。
踊っている姿はもっと可愛らしいです。
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本当に青い可憐な鳥が踊っているようです…。好き。
何にでも化けるような、癖のない踊り
やっと経験者っぽいことを言います。
永久メイさんの一番の魅力はここではないでしょうか。
そうです。「癖がない」のです。
別の言い方をすれば、なんでも吸収して素直に自分の踊りとして出せるような純粋さが、踊りから感じられます。
ダンサーにはいろいろな踊りをする方がいますが、多くのダンサーには"得意なジャンル、不得意なジャンル"というものがあると思います。
でも、メイさんは私の知る限りどんな難しい役もスポンジのように吸収して、踊りこなしているような感じがするのです。
特に絶賛されていたのは、セカンドソリストとしてのデビューを飾った『愛の伝説』。
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あまりクラシックで出てこないような振付ですね。
『愛の伝説』は、ロシアで生まれたバレエで、振付を手掛けたのはバレエ界の生きた伝説グリコローヴィチ。
作品をロシア以外ではほとんど見ることができません。
それでも、作品を完璧に解釈して見事に表現されるメイさん。
数々のインタビューを覗いてみると、とにかく努力家で、研究熱心な姿勢がうかがえました。
この『愛の伝説』も、60年代のビデオを見て、振付された当時の雰囲気を感じ取りながら、練習されたそうです。
おわりに 永久メイさんにこれからも注目!!
ここまでバレエ界のシンデレラ、永久メイさんについてご紹介してきました。
以下に内容をまとめます。
- 永久メイさんは、マリインスキー・バレエ日本人初のセカンドソリスト
- 骨格が日本人離れしていて、とても可愛らしく、癖のない踊りが印象的
今後、成熟してもっともっと魅力的なダンサーになっていくのでしょう。
これからもメイさんに注目して、応援していきたいですね♪
最後までお読みいただきありがとうございました。