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『3年目のデビュー』の感想と日向坂46について

2020年9月5日

 

こんにちは。kinakomochiです。

 

今回は、先日観てきた映画の話をします。

 

その映画とは…日向坂46のドキュメンタリー映画、『3年目のデビュー』です。

 

改めて、"アイドル"というものについて色々と考えさせられました。

 

この記事では、映画『3年目のデビュー』の感想と、私の日向坂46に対する思いなどを記録していきたいと思います。

 

私はもともとアイドルを好きになりやすいのですが、坂道系は欅坂→乃木坂→日向坂の順に好きになりました。

今も、ガチのファンというほどではないのですが、好きです。

 

なので、あまり「日向坂46」について語ると怒られそうですが、許してくれる方、または最近好きになり始めた方の参考になればと思います。

 

きなこ
映画のネタバレもあるかと思いますので、新鮮なドキドキを楽しみたい方は映画のあとにぜひ!

 

『3年目のデビュー』の感想と日向坂46の魅力

 

まずは私が映画を拝見した日のことを少しだけ。

 

私が観てきた日は、2020年9月2日(水)です。

 

コロナウィルス感染拡大防止のため、隣の席とは必ず一席ずつ空けた状態で鑑賞しました。

 

一緒に観に行ったのは、日向坂46が好きな知り合いのお姉さんです。

 

映画の感想は以下の観点で述べたいと思います。

 

  • 「ひらがなけやき」について
  • 「日向坂46」について

 

ではまずは「ひらがなけやき」から。

 

ひらがなけやき時代の苦しみ

 

映画のはじまりは「ひらがなけやき」時代の話。

 

率直な感想なのですが、こんなデビューしてすぐのころからアイドルって密着されるんですね…。

ずっとカメラに追われてるって、とんでもないストレスだと思うのですが。

本当に、アイドルになりたいと思って、アイドルとしていてくれている期間のすべてが尊く感じられます。

 

「アイドルのデビュー」と聞くと華々しい感じがしますが、彼女たちにとってはそうではなかったんですね。

 

はじまりは長濱ねるさん

すべての始まりは欅坂46に遅れてやってきた美少女、「長濱ねる」さんでした。

 

率直に言いますと、私は欅坂46にはまったころ、ねるさんが好きでした。

とても可愛くて、頭がよくて、その癖ふわふわしていてポンコツと言われ…でもオシャレ番長で。

私はねるさんのセンスに脱帽して、そのねるさんが好きだといった乃木坂46の伊藤万理華さんに興味を持って、そこから乃木坂を見るようになったと言っても過言ではないです。

 

…まあ、私の話は置いておいて。

 

ねるさんが欅坂46に入って、配属されたのは「けやき坂46」。通称「ひらがなけやき」でした。

 

そして、ねるさんと一緒にがんばる「けやき坂46」一期生11人が選ばれました。

引用:ORICON♪MUSIC

 

きなこ
みんな初々しくてかわいいですね!

 

欅坂46との違い

「アイドル」という華々しい世界を夢みて、晴れてけやき坂46のメンバーとなった一期生11人ですが、現実は甘くありませんでした。

 

すでに『サイレントマジョリティー』が大ヒットして、人気が急上昇していた欅坂46と比べ、けやき坂46はまったく知名度はない状態。

 

握手会も、大混雑の欅坂とくらべて、同じ人がループするだけのけやき坂。

 

こんなにまざまざと現実を突きつけられることなんて、ないですよね。

 

加藤史帆さんの、「当時握手会に来てくれた人のことは、今でも全然覚えている」という言葉にジンと来ました。

 

アイドルに限らず、アーティスト全般に言えることですが、売れてない頃からのファンの人って濃厚なコミュニケーションがとれるから必然的に印象に残るし、覚えられるんですよね。

 

とはいえ「けやき坂46」のような、「ダイヤの原石」を見つけることは簡単ではないですので、当時から応援していた人たちに感謝と敬意を表したいです。

 

皆さんがいなければ、今の日向坂46の姿はきっとなかった。

 

きなこ
応援の力は、偉大です!!

 

ただ、映画のけやき坂46の場面で、私が印象に残ったのは佐々木久美さんの「けやき坂46のメンバーは、みんなかわいくて、

いいところがたくさんある。だからたくさんの人に知ってほしい」という旨の言葉でした。

 

一番のけやき坂46ファンが、メンバーの中にいたのですね。

 

久美さんのそんな熱い思いから出てくる、メンバーへの励ましや厳しい言葉。

 

一番年上ということもあったと思いますが、このころからずっと久美さんは「キャプテン」の素質に溢れていたのだなと感じました。

 

ひらがなけやきから「日向坂46」へ

 

一期生がけやき坂46に加入してから1年後、2017年にけやき坂46二期生9名が入ってきます。

 

それから、「ひらがな全国ツアー2017」中に、欅坂46と兼任し多忙を極めていた長濱ねるさん兼任解除があり、けやき坂46の新たな門出を迎えます。

 

途中、専任解除になったねるさんが公演後のメンバーのところに赴くシーンでは、私も思わず涙してしまいました。

 

ねるさんの「ごめんね…」という言葉に対して、一期生佐々木久美さんの涙ながらの「なんで謝るの…」という返事。

久美さんをはじめとするけやき坂メンバーの優しさと、気遣いと、やりきれない思いと、新たな決意と…言葉ではいいきれない様々な感情を感じました。

それから突然の武道館3daysやバラエティ番組のスタート、三期生上村ひなのさんの追加など、さまざまな試練を乗り越えて、ついに…2019年2月11日「けやき坂46」は単独デビューを発表し、「日向坂46」に改名となります。

 

改名発表された当時、私もかなり驚きました。

 

ですが、当時からけやき坂46は、欅坂46とはまた違う輝きをもっているなとは感じていたので、単独デビューと改名は納得でしたし、祝福したい気持ちになりました。

 

 

ただこの場面で、映画では「日向坂46への改名」に前向きなメンバーばかりではなかったと明かされていました。

 

一期生の柿崎芽美さん

 

めみさんは「けやき坂46」に対する思いが強かったんですね。

 

それは「けやき坂46」に対してなのか、「欅坂46」に対してなのか…。

 

真相は、本人に聞いて見なければわかりませんが、その気持ちになるのも当然ですね。

 

芽美さんはその後、苦しい経験をして握手会に参加できなくなり、そしてついに卒業されてしまいます。

 

一連の苦しい経験もそうなのですが、やはり「日向坂46」への複雑な思いもあったのだろうなと、感じました。

 

きなこ
ずっといた場所が変わってしまうのだから、辛いですよね~

 

日向坂46の魅力

 

晴れて「日向坂46」として単独デビューを果たしたメンバーたち。

 

「日向坂46」としては新人だけれど、彼女たちは「けやき坂」としての歩みがありますので、私は最初から安定感があるなぁと感じていました。

 

デビュー1年目に「レコード大賞」や「紅白歌合戦」に出場するなど、見方によってはすぐに売れた子たちにも見えるけれど、それは「けやき坂46」時代の、苦労があるからこその結果だったと思います。

 

眩しい曲の数々

映画の中でも、いくつか曲がピックアップ紹介されていました。

 

中でも印象的だったのは日向坂46のデビュー曲キュン」と4thシングル収録曲青春の馬」です。

 

まずは「キュン」から。

引用:YouTube

 

きなこ
『かわいい。』

 

記念すべき日向坂46デビュー曲、「キュン」のセンターを務めたのは、二期生の小坂奈緒さんでした。

 

引用:Twitter

映画の中で、小坂さんは「なぜ二期生の私なのか。孤独感があった」と言っていました。

 

私も、センターが小坂さんだと聞いたときは正直ちょっと驚きました。

でも日向坂46は、一期生と二期生の壁はそんなにないと感じていたし、デビュー曲の初々しい感じを出すという意味でも、小坂さんは適役だったのかなと思います。

 

「キュン」という曲名だけ聞いたときは「ん?」と少し不安でしたが(汗)、聞いてみたらすごくおしゃれだし、キャッチーだし、かわいいし…でまんまとハマってしまいました。

 

MVも、本当にどこ見てもかわいいです。

 

こんなに全員「主役感」が出るのは、すごいと思います。誰も負けてない。

 

 

そしてもう一曲。「青春の馬」です。

引用:YouTube

 

映画の中では、最初にメンバーが最初に振付を見る場面が印象的でした。

 

他の曲がどうかはわかりませんが、「青春の馬」の振付をはじめてみた時のメンバーは、みんな興奮して、涙が出ていて…。

 

全員、「私たちが伝えたいことはこれだ」と確信しているようでした。

 

YouTubeではShort.verになってしまっていて見れないのですが、途中センターの小坂奈緒さんが復帰したての濱岸ひよりさんの手を引く場面があります。

 

ここには「誰かが苦しい時は、全員が手を差し伸べる」というメッセージがあり、日向坂46の歩みが象徴されている振付です。

 

きなこ
文章を書きながらなんだか泣けてきました…

 

日向坂46にしか伝えられないこと

前項でお話ししたように、日向坂46は「誰かが苦しい時は、全員が手を差し伸べる」という姿勢が全員にあるのだということを、映画を通して思いました。

 

舞台裏で誰かが体力的につらそうだったら、近くのメンバーが背中をさすってあげる。

緊張で倒れそうなメンバーがいたら、近くのメンバーが抱きしめてあげる。

仕事やけがで公演に出られなくなってしまったメンバーがいたら、自分がその子の分まで精いっぱい役を全うする。

 

このような姿勢が、誰か一人ではなく、メンバー全員に見られるなということを、改めて感じました。

 

きれいごとじゃなく、本当に、全員で1つのアイドルグループの成長を目指しているのだと。

 

 

映画でも出てきましたが、3rdSingle「こんなに好きになっちゃっていいの?」のヒット祈願企画として、ある動画が撮影されました。

 

全員がそれぞれのパフォーマンスを、一発で成功させないと終わらないという鬼企画。

 

一人の失敗が全員のやり直しになってしまうので、普通ならものすごくピリピリで険悪なムードになると思いますが、彼女たちは失敗した人がいたら全員で励ますのです。

 

そして、このMVを見ると日向坂46メンバー一人一人のスペックが高いことがよくわかります。

合計35テイク9時間に及ぶ撮影。

 

きなこ
彼女たちでなかったら、もっともっとかかったでしょうね…。

 

完成版MVは7:41~始まります。

引用:YouTube

 

きなこ
動画は限定公開とありますので、早めに見ておいたほうがよさそうです。

 

この動画を見るだけでも、日向坂46というアイドルについて、よくわかると思います。

 

おわりに アイドル3年目にデビューした日向坂46

 

今回は映画『3年目のデビュー』の感想と、日向坂46のご紹介をいたしました。

 

本当はもっともっと書きたかったのですが、いつになっても完成しなさそうなので、今回はこの辺でペンを置かせていただきます。

 

何が言いたかったのかと申しますと、日向坂46って素敵なグループだよということです。

 

これからも見守っていきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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kinakomochi

こんにちは!kinakomochi(きなこ)です。 この先の未来にも、ずっとずっと芸術が残っていますように…!願いを込めて、このブログをはじめました。バレエ歴18年。 好きなもの:バレエ、ピアノ、読書、アイドル、映画、和菓子

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